白き翼の村 フラシェリン
黒き翼の村 ディーフヴァレス

フラシェリン・ディーフヴァレス紋章

天空に浮かぶ大陸に存在する村で、
白き翼を持つエルジェ族と、黒き翼を持つデルヴィ族によって構成される。
エルジェ族はフラシェリン、デルヴィ族はディーフヴァレスに分かれて暮らしているものの、
お互いの村が隣り合わせにくっついている状態で、
建物の構造がほぼ同じな上、行き来も自由なため、
実質的にひとつの巨大な町のようになっている。

フラシェリンの建物は白を基調とした丸みを帯びたデザインで、
ディーフヴァレスの建物は黒を基調としたシャープなデザインである。
光と闇を祭るための大聖堂が、村の一番奥の中央に聳え立っている。

エルジェ族もデルヴィ族も常に空を飛んで生活しているため、
部屋の一つ一つがとても広く、また天井も他種族の家と比べると2~3倍ほど高い。
また、建物は3~7階建てが普通で、基本的に多数の家族が共同で生活している。
建物が非常に高いにもかかわらず階段は一切無く、
家の内部では天井に扉がつけられ、それぞれの階層の外壁に直接玄関がついている。
最近になって地上大陸からの観光客が増えたため一部に梯子がかけられるなどされ始めたが、
依然として訪問者に対しては不親切なつくりのままである。
逆に、彼らが地上大陸を訪問した際は彼らのほうが非常に不便な思いをすることになる。

定期便の発着する船着場が1ヶ所あり、
地上大陸の者達はこの定期便を利用する以外に彼らの村を訪問する方法がない。
(ただし、ライエンと仲のよいルーディオ達はライエンに乗って訪問した)。
エルジェ族とデルヴィ族は自身の翼で好きな時に地上大陸と天空大陸を行き来できる。