純竜族

竜族の中で、特に力の強い純粋な竜のこと。
大きく分けて3種が存在する。
種族としての特性は「キーワード/種族などの特徴/竜について」を参照のこと。

◎飛竜

体高約3m、体長約10m。

純竜族の中で最も体が小さく、力も弱い。
小回りがきき、スピ-ドと持久力に優れ、飛行能力に特化している。
2枚1対の大きな翼を持つ。多彩なブレスを扱うことができる。

光・炎・風のいずれかの属性を有する。
純竜種の中では1番数が多く、一般に最もよく知られているのがこの飛竜である。
属性によって若干性質が異なり、
光は魔法に、炎は力に、風は速さに優れる。

性格は個体差が激しい。

◎地竜

体高約10m、体長約26m。

最も大柄で、パワー、生命力、防御力は桁外れに高い。
ただしそのぶん動きは鈍く、極端に数が少ない。
また翼を4枚持つが、体に対して小さいため、飛ぶのは苦手。
飛行の際には浮力や推進力を魔力で大幅に補う必要がある。

森・闇のいずれかを有する。
闇の地竜はクロノスとライエンのみ。
ただしライエンは闇の化身なので正確には竜族に入らないため、
純粋な闇の地竜はクロノスのみである。
森の地竜は長い間自然に絶滅したと思われていたが、
最後に息を引き取った地竜が卵を3つ残しており、絶滅を免れていた。
地竜は竜族の中でも特に子を成しにくいので、
3つ同時に卵を残すことは奇跡に近い。

非常に温厚で、優しい性格。

◎水竜

体長約60m。

3種の中で最も魔力の扱いに優れる。
蛇のように長い体を持ち、翼は無く魔力を使って飛行する。
地上に住む者は四肢を持ち、鹿のような角と硬い鱗を持つ。
水中に住む者は四肢がヒレに変わり、角は無く、魚のようなしなやかな鱗を持つ。
力は地竜についで強く、締め上げる力は大木も簡単にへし折ってしまうほどである。

氷、水のどちらかを有する。
現在氷の水竜は雪山に、水の水竜は深海にそれぞれ数体存在するといわれているが、
同じ純竜族の間ですらその存在は曖昧になっている。