カリオン

カリオン
名前 カリオン(Karion)
種族 人間(デルヴィ族)
性別 属性
年齢 19歳 一人称
身長 175cm 利き手

◎基本設定

ディーフヴァレスの村出身。
生まれつき右の翼が半分しかない。
飛べない者にとっては不便なこの村で過ごすうち、強い足腰と驚異的な跳躍力を身につける。
特に「跳ぶ」力は他種族をも上回るほど。
人好きな性格から人の集まる船着場にいることが多い。
またデルヴィ族で唯一地に足をつけて歩くため、
驚きと印象の強さから覚えてもらいやすいらしい。

◎詳細設定(クリックで開閉)

ディーフヴァレスの村在住。
生まれつき右の翼が半分しかなく、飛ぶことが出来ない。
無愛想な顔つきで付き合いにくそうに見えるが実際はそうでもなく、
むしろ人付き合いは好きなほう。
感情はあまり表に出さないが、見た目に反してよく喋る。
定期便の発着所で村の出入り口でもある船着場にいることが多く、
人好きな性格から、村の外からやってくる人たちの案内役も務めている。

デルヴィ族やエルジェ族はほとんど自分の足で地上に立つことがないため、
家には一切階段が無い(外から来た人のためにかろうじて梯子がいくつかあるが)。
その為彼は、この不便な環境で生活するために、
デルヴィ族やエルジェ族では考えられないほど強い足腰と、
驚異的な跳躍力を身につけた。

翼を持ちながら飛ぶことが出来ないため、
同族から「足野郎」「無駄羽根」とからかわれることがあるが、
本人は全く気にしていないようである。

数ヶ月ほど前から右の翼が痛むようになった。
次第に軽く触れるだけでも激痛が走るようになり、落ち着いて生活できずに悩んでいた。
ルーディオ達が村を訪れ、悩みを聞いたレイナが彼の翼を診察した際、
翼が半分しかないのではなく、
「あるはずの部分」が折りたたまれた状態で皮膚の下にあり、
成長した骨が内側から皮膚を圧迫していることが分かった。
のちの精密検査で、彼がまだ母親の胎内にいるとき、
翼が折れ曲がった状態で皮膚が出来てしまったことが原因であることが分かった。
翼を広げる手術を受け無事に成功、左右対称の見事な翼を手に入れる。
根気強くリハビリを続け、飛行練習も行い、
現在では自在に空を飛びまわれるまでになった。
ただ、今までずっと「地上に立って」生活していたため、
飛べるようになっても慣れから地上にいることがほとんどのようである。