ミアーユ

ミアーユ
名前 ミアーユ(Miayu)
種族 人間(混血)
性別 属性 風・水
年齢 17歳 一人称
身長 160cm 利き手

◎基本設定

シルヴァヌスの村出身。
クルサスとは兄弟のように育った仲。
クルサスが村から追放されたことをきっかけに、
大切なものを守れるようになりたいと思い、修行に励む。
歌が得意で、音を扱う特殊な風魔法が得意。

◎詳細設定(クリックで開閉)

クルサスの幼馴染。家業は道具屋。家業柄か計算が早い。
母親のアユアはクルサスの母であるカリシアの親友である。
幼いころに父親を病で亡くし、
クルサスの父であるエディシスを本当の父のように慕う。
シルヴァヌスの村ではクルサスの数少ない理解者。
今は活発で芯の通った性格だが、幼い頃は内気で泣き虫だった。

親の付き合いから、クルサスとは関わりが深く、兄弟も同然だった。
同年代の友達がクルサスから離れ、彼を蔑むようになっても、
ミアーユはクルサスから離れようとはしなかった。
クルサスは「ぼくのそばにいると君まで悪く言われるから、そばにいない方がいい」と
ミアーユをわざと突き放したが、それでも彼女はクルサスのそばにいることを望み続けた。

内気な彼女を変えたのは、8年前の魔物の襲撃、そしてクルサスの追放だった。
父親同然に慕っていたエディシスも、兄弟同然だったクルサスも失い、
それを何もできずに見ていることしかできなかった自分に無力さを感じた。
大切なものを守れなかった悔しさ、もうなにも失いたくないという思いから、
心も体も強くなることを決意する。
あの時、声をあげることすらできなかった内気な自分を変えるため、
ミアーユは一人で修行の旅に出た。
各地を渡り歩いた後、ウォルティーネの街の魔法学校に2年間所属。
学年で5本の指に入るほどの優秀な成績で卒業後、
マヴォルデインの街でさらに修行を積んでいる。
旅の間、彼女は母親宛てにまめに手紙を書いており、
旅に出る際、一緒に連れていったペットの鳥のピピに手紙を運んでもらっている。

オカリナを愛用し、風魔法、中でも特殊な音に関係する魔法を得意としている。
また、父親の水属性も受け継いでいるため、治癒魔法も扱うことができる。
父親がアクエル族だからか、彼女の歌声はとても美しい。
彼女自身、歌うことが好きで、歌声にも自信を持っている。
ミアーユがいきついた街で、彼女の歌声に癒された者も多いという。

旅を続けるうち、彼女にはもう一つ目的ができた。
――クルサスをさがすこと。
世界は広い。手掛かりがあるわけでもない。安否も分からない。
それでも、旅を続けていればどこかで会えるかもしれない。
彼女は、何故かそう思うことができた。