カリシア

カリシア
名前 カリシア(Karisia)
種族 人間(混血)
性別 属性 光・氷
年齢 46歳 一人称
身長 162cm 利き手

◎基本設定

アルフェランツェの村出身。
アイシリアの子孫で、マライアという名の妹がいる。
エディシスの妻でクルサスの母。
彫刻家としての腕はとてもよく、たびたび依頼が来る。
エディシスと出会って以来、たくさんの喜びと悲しみを経験する。

◎詳細設定(クリックで開閉)

落ち着いたワインレッドの髪と、澄んだ青い瞳を持つ。
竜であるエディシスの妻で、クルサスの母。
アルフェランツェの村出身で、アイシリアの子孫。
一人立ちしたことを機にシルヴァヌスに移り住み、彫刻家として生活していた。

二十数年前、気分転換に隣町まで出かけた際、揉め事を起こしたエディシスを発見する。
カリシアはたまたま竜に対する知識を僅かながら持っており、
その特徴と彼の特徴が一致したことで、はじめは自分の目を疑う。
しかしいてもたってもいられなくなり、エディシスの知人を装って彼をその場から引き離す。
エディシスが行くあてもないことを知ったカリシアは彼を自分の家で暮らすよう勧め、
人間界で生きていく上で必要な知識をひとつひとつ教えていく。
常識の差から起こる彼の問題行動に手を焼きつつも、
次第に彼に惹かれるようになり、ついに結ばれ、さらに子供をもうけた。
最初カリシアは、お互いの名前から二文字ずつ取ってカリシスと名付けようとしたが、
それでは単なる寄せ集めで個性がないからと、
エディシスが最後のスの文字以外の母音を変え、クルサスという名になった。
最後のスの文字を変えなかったのは、竜の命名の仕方に由来するのだろう。

8年前の魔物の襲撃の際、夫のエディシスはクルサスを庇って力尽きる。
さらにその数日後、オッドアイを嫌う村人達によって息子のクルサスと引き離され、
それ以来、クルサスが再び彼女の元を訪れるまで、ずっと塞ぎ込んでいた。
エディシスとクルサスを失った日から彫刻をやめていたが、
最近になってまた作品をつくり始めた。
余談ではあるが、過去に一度だけ、エディシスの背に乗ったことがある。

再会した際、クルサスが記憶喪失だったことに内心ショックを受けていたが、
クルサスに必要以上に気を使わせないよう、気丈に振舞っている。
また誰よりもクルサスのことを理解し、クルサスを心から支援している。