クルサス

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※画像スライドさせると持っている剣が変わります

名前 クルサス(Kulursass)
種族 人間と竜のハーフ
性別 属性 炎・氷
年齢 18歳 一人称 僕(俺)
身長 175cm 利き手 両利き(右利き)
誕生日 エニン・ニルタス,2(9月2日 土曜日)
武器 剣(両刃剣、緊急時のみ二刀流)

◎基本設定

シルヴァヌスの村出身。
人間の母と竜の父を持つ。
右目が赤、左目が青のオッドアイ。
人の言葉と幻竜語を話す。
10歳の時に父親をなくし、母親と引き離された上、
14歳の時に記憶喪失となる。
外見的特徴、身体能力、寿命が人と竜の中間。
オッドアイを隠すために普段は眼帯をしている。
氷の精霊アルフェリタ、炎の精霊マグヴェイと契約し、
それぞれから剣を受け取っている。
アルフェリタについては、レイナが託されなかった1%の魔力を所持。

◎詳細設定(クリックで開閉:長文)

紅い右目と蒼い左目のオッドアイ。
人間の母と竜の父を持つ。
母親が氷の民であるアイシリアの血を引くため、彼もアイシリアの子孫にあたる。
シルヴァヌスの村出身。
髪質と右目の色は父親譲りで、髪色と左目の色は母親譲りである。
人の言葉と幻竜語の両方が母語の珍しい例。
また彼の話す幻竜語には強い訛りがある(本人に自覚は無いようである)。
旅の途中、14歳のときに記憶を失い、それからの4年間各地をふらふらと放浪していた。
途中立ち寄ったシルヴァヌスの村で偶然自身の過去を知り、
その1ヶ月後にルーディオたちと出会い、記憶探しの旅をはじめる。
記憶喪失のためか自分でも自分の性格がよくわからないらしく、
普段は穏やかで落ち着いた立ち振る舞いをする。
ただ、カッとなると言葉よりも先に手が出やすかったり、
思ったことはすぐ行動に移し後先考えずに突っ走る場面も見受けられるため、
もともとは腕白でやんちゃな性格だったと思われる。

人間と人型時の竜の中間的な身体的特徴をもつ。
瞳孔は若干縦に細く、犬歯は人と比べて若干大きい。
爪は伸びてくると鋭く尖り、耳の形も人間とは若干違う。
しかしながら、オッドアイであるためあまり目をあわせる者はおらず、
犬歯も普段の会話程度では分からない。
また、両頬の文様は受け継がれず、爪は常に短くしていて、耳は髪に隠れて見えないため、
結果的に外見的な特徴は純粋な人間と大差ない。
背に「翼の証」と呼ばれるあざがある
(翼の証については「キーワード/竜について」を参照)。
過去にも人と竜の間に生まれた子はいるが、
翼の証をもって生まれた子はライエンも聞いたことが無いという。
彼の母親であるカリシアの話によると、
生まれて2~3年の間は竜の特徴がもっと顕著に現われていたそうだ。
そのほとんどが名残として残る程度まで消えたが、背中のあざだけはずっと残っていたらしい。

両刃剣2本を愛用する。
これは、炎の精霊と氷の精霊それぞれと契約して得た物で、
右手剣を紅炎の刄、左手剣を氷雪の刄という。
両手の甲にそれぞれの契約の紋章が刻まれている。
炎の契約は目を凝らさないと見えないほどに薄いが、
氷の契約は濃くはっきりと刻まれているため、普段は左手にのみ手袋を着用している。
氷雪の刄は強力すぎるために厳重に封印がかけてあり、
剣自身と使い手の利害が一致したときにしか扱えないため、普段は紅炎の刄のみ扱う。
一時期竜の島である霧幻島に滞在していたことがあり、
彼の剣術はその時にライエンから教わったものである。
そのため動作がよく似ている。
しばらくはライエンと同じ片刃剣を使っていた時期もあったが、
クルサスには片刃剣は合わず、両刃剣に変えた。

身体能力は全体的に高い。
剣術、魔法共に高い技術をもち、幻竜語の力を扱える数少ない人物。
魔法は氷と炎の2種類を扱う。
氷と炎という相反する属性を持ち合わせたのは、
人と竜という根本的に違う種族間に生まれた結果、
属性の干渉現象が起こらなかったからといわれている。
魔法を扱う際、氷は必ず左手を、炎は必ず右手を使う。
また格闘の心得もあり、竜の血を引くためにもともと力が強いため、
わざわざ武器を使わなくても十分強い。
特技は回し蹴りと踵落とし。

魔物がもとは無害な幻獣の成れの果てであることを知る一人であり、
手にかけた魔物は全て自らの手で地に還している。

旅の途中、自身の体に流れる血の半分は竜のものであるのにもかかわらず
竜のことをほとんど知らないことに疑問をもち、竜のことを調べ考えるようになった。
その中で、自分の身体能力や外見の特徴だけでなく、
寿命までもが人と竜の中間(人の約4倍、竜の約4分の1)にあることを知ってしまう。
しばらくの間、人とも竜とも同じ時を共有できない悲しみに暮れていたが、
世界中のほぼ全ての命と時を共有できないライエンの話を聞いたことで、
少しずつではあるが事実を受け入れられるようになった。

感情表現の仕方を知らなかったリエンに感情を表す言葉と方法を教えた本人であり、
リエンとは強い信頼関係で結ばれている。
他人を避けて行動していたリエンも、同族(竜)と同じ匂いがすること、
自分と同じオッドアイであること、アイシリアの血を引くことを感じたことから、
怖いながらもクルサスに興味を持っていたようである。
リエン曰く、「クルサスの横顔はアイシリアによく似ている」。
事実、リエンは彼を一度アイシリアと見間違えている。

記憶探しの旅を続けるうち、
自分が思っていたよりもずっと多くの人たちと関わってきたことを知る。
自分のためだけでなく、自分が関わってきた全ての人達のために、
かならず全ての記憶を取り戻すことを改めて決意する。